作成者: 立松伸哉

ETロボコンを活用した組込み技術者の育成

 SCSKの組込み部隊は、1970年代、製鉄所の搬送路制御から始まって以来、長い歴史があります。 2000年前後のビジネス系基幹システム開発の活況に圧され、組込み技術者のビジネス系技術分野への配置転換が行われ、関西、関東地区の家電系部隊が解散され、名古屋地区の車載系開発を担当していた部隊のみが辛うじて存続しました。
 2000年以降の自動車への環境、安全要求が増えたことで、車載に搭載されるECUが急増し、ECUソフトウェアは複雑、膨大化しました。その結果、低迷していた車載系マーケットは2002年を底に回復し、SCSKの組込み部隊はモビリティシステム開発部門として車載開発を中心としたサービスを提供しています。