「オートモーティブ ワールド 第10回[国際]カーエレクトロニクス技術展 ~カーエレ JAPAN~」出展 アフターレポート

2018.01.17(水)-2018.01.19(金)


					
SCSKは、2018年1月17日(水)~19日(金)、東京ビッグサイトで開催された「オートモーティブ ワールド 第10回[国際]カーエレクトロニクス技術展 ~カーエレ JAPAN~」に出展しました。

 

「オートモーティブ ワールド[国際]カーエレクトロニクス技術展」は、カーエレクトロニクスの進化を支える半導体・電子部材、ソフトウェア、テスティング技術などが一堂に出展する本分野世界最大の専門展です。会場では各社より、カーエレクトロニクス分野で求められている最先端テクノロジーにフォーカスした、多種多様な展示やワークショップが行われました。

 

SCSKブースでは、車載システム開発の基盤作りとして、AUTOSAR適用における検討段階からの準備のポイントや、AUTOSAR準拠の国産BSWおよび関連製品/サービス群「QINeS(クインズ)」の最新情報について、来場者の皆様にご紹介しました。

開催期間中は、たくさんのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。

 

 

展示会概要


 

 

展示内容


自動車に搭載される機能は、環境と安全への対応で年々高度化し、それを実現するための車載システム(ECUソフトウェア)の開発規模は大幅に増大しています。加えて、機能安全やセキュリティに関わる新たな基準への対応が求められるなど、車載システムを安全かつ効率的に開発することは自動車メーカーおよびサプライヤーにとって至上命題となりつつあります。   こうした状況のなか、SCSKは、車載関連IT企業6社と戦略的業務提携を行い、AUTOSAR準拠かつ高速軽量を実現したBSW(Basic Software:ECUのOS、ドライバ、ミドルウェアにあたる部分)と、その関連サービスのワンストップ提供を推進しています。   SCSKブースでは、「国産BSW、充実サポート」をテーマに、車載システムのソフトウェア開発を高品質かつ高効率で支える、AUTOSAR準拠の国産BSWを中心とした一連の製品/サービス群「QINeS(クインズ)」についてご紹介しました。   「QINeS-BSW」は、ICC3に準拠しているため必要最小限のモジュールのみを提供でき、また高速・高性能な独自RTOS(Real Time Operating System)を搭載しています。このような特長を持つAUTOSAR R4.0.3に対応した「QINeS-BSW Ver.1.x」と、AUTOSAR R4.2.2に対応した「QINeS-BSW Ver.2.x」についてご紹介しました。あわせて、アプリケーション開発の品質と生産性の向上を実現する「QINeS-BSW Framework」、エンジニア教育「QINeS-Style」、開発プロセス「QINeS-Process」、開発ツール「QINeS-Tools」におけるトレーサビリティ可視化などの関連サービスをはじめ、QINeSならではの充実したサポートについて、ご採用いただいたお客様の声とともにご紹介しました。また、ADAS(Advanced Driving Assistant System:先進運転支援システム)や自動運転に向けた取り組みのご紹介として、AUTOSAR Adaptive Platformを用いたCentral Gatewayによるネットワークの統合制御に関するデモを行いました。