ヒトの運転行動とエネルギー消費分析モデルの構築に関する実証実験

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2025年9月1日

SCSK株式会社

<実証実験の概要>

SCSK株式会社(以下「当社」といいます)は、安心安全な社会実現、そして多様化するユーザニーズへ新たな価値提供可能なサービス開発の実証実験を行います。運転操作に関わる車外・車内・ドライバー足元の映像や車両センサーデータを組み合わせ、エネルギー消費に関わるペダル操作と運転行動と車両状態を解析し、環境に優しい運転(CO₂排出削減)につながるソリューションを開発することを目的とします。360度カメラから取得する車外画像データ(以下「車外画像データ」といいます)を利用しますが、運転者の行動の要因特定を行うためのみの利用であり、通行している市民の皆さまを特定するものではありません。

 

<取得データ一覧>

・運転ドライバー画像(当社社員)
・乗用車周辺画像
・センサーデータ:日時、緯度、経度、高度、速度、GPS 精度、温度、気圧、電波強度

 

<データ取得エリア(主な走行範囲)>

東京都内

 

<車外画像データの利用目的>

1.物体認識分析モデルの構築
2.人体の挙動を推定するアルゴリズムの検討・構築
3.運転分析モデルを用いたモビリティサービスの設計・構築・運用
4.営業活動のため、デモアプリにて表示、もしくは顧客説明資料に掲載

 

<データを取得する期間>

2025 年 9 月~2025 年 12 月

 

<データを保管・利用する期間>

2025 年 9 月~2027 年 9 月

 

カメラで取得した個人情報が含まれる画像は個人情報保護およびプライバシーに配慮し、適切に扱います。
本実証実験では、外の状況が判断できれば良いため、画像データは、人の顔、ナンバープレートが映り込んだとしても特定困難な解像度で撮影いたします。
※今後の開発に必要となる一部のデータに限って、上記の保管期間を超えて保管・利用することがありますが、不要になった場合すみやかに削除いたします。

 

<第三者提供>

今回取得した車外画像データの第三者提供は行いません。

 

<個人情報保護・プライバシー尊重への取り組み>

この実証実験で当社が取得する車外画像データには、歩道や道路脇を歩く人や、前方や隣接する車線を走行する車両のナンバーなどが映り込む可能性があります。当社はこの車外画像データを、個人情報として、個人情報保護法その他の関連する法律を順守して取り扱います。また、映り込んだ方のプライバシーを尊重するための取り組みを行います。

当社は、映り込んだ方の個人情報保護・プライバシーの尊重のために、以下の対応をしています。
・車外画像データの取り扱いに関する情報の適時適切な公表(本お知らせ)
・車外画像データに対するアクセス制限やアクセスログの管理
・車外画像データに映り込む人や車両のナンバーを個別に検索できない形式での保管
・車外画像データに映り込んだ人や車両について個別に追跡したり、その行動特性や移動傾向などを分析したりすることの禁止

当社の取り組みについて、映り込む可能性のある皆様にご理解いただけるよう、これからも十分な説明や対応に努めてまいります。

 

<問い合わせ先>

SCSK株式会社
担当 モビリティ事業グループ SDM事業開発センター SDM戦略部
SDM-Biz-support@scsk.jp