「Embedded Technology 2016/組込み総合技術展」出展 アフターレポート

2016.11.16(水)-2016.11.18(金)


					

 

SCSKは、2017年11月15日(水)~17日(金)、パシフィコ横浜で開催された「Embedded Technology 2017/組込み総合技術展 」 に出展しました。

 

「Embedded Technology 2017 組込み総合技術展」は、進化する組込みの最新技術やソリューションを集めて開催する国内最大規模の組込み総合展示会です。展示会場では各社より、あらゆる産業で求められている最先端テクノロジーにフォーカスした、多種多様な展示やワークショップが行われました。

 

SCSKブースでは、車載システム開発の基盤作りとして、AUTOSAR適用における検討段階からの準備のポイントや、AUTOSAR準拠の国産BSWおよび関連製品/サービス群「QINeS(クインズ)」の最新情報について、来場者の皆様にご紹介しました。

 

開催期間中は、たくさんのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。

 

 

展示会概要


 

 

展示内容


自動車に搭載される機能は、環境と安全への対応で年々高度化し、それを実現するための車載システム(ECUソフトウェア)の開発規模は大幅に増大しています。加えて、機能安全やセキュリティに関わる新たな基準への対応が求められるなど、車載システムを安全かつ効率的に開発することは自動車メーカーおよびサプライヤーにとって至上命題となりつつあります。
こうした状況のなか、SCSKは、車載関連IT企業6社と戦略的業務提携を行い、AUTOSAR準拠かつ高速軽量を実現したBSW(Basic Software:ECUのOS、ドライバ、ミドルウェアにあたる部分)と、関連サービスのワンストップ提供を推進しています。

 

「QINeS(クインズ)」は、車載システムのソフトウェア開発を高品質かつ高効率で支える、AUTOSAR準拠のBSWを中心とした一連のソリューションです。BSWとともに、お客様が「人材」「プロセス」「開発環境」を準備するために最適なサービスを提供し、AUTOSAR適用の推進をご支援します。
2015年10月から提供開始した「QINeS-BSW(クインズ ビーエスダブリュー)」のVer.1.0およびVer.1.1は、AUTOSAR R4.0.3に準拠し、ICC3レベルで軽量化を実現したBSWと高速な独自RTOSを搭載しています。

 

SCSKブースでは、「国産BSW、世界へ」をテーマに、「QINeS-BSW」と関連サービスをご紹介するとともに、AUTOSAR R4.2の導入が本格化する2017年に合わせ、ADAS(Advanced Driving Assistant System:先進運転支援システム)向け高機能・マルチコアなどに対応予定の最新バージョン「QINeS-BSW Ver.2.0」についてご紹介しました。
あわせてブース内で実施したミニセッションでは、車載ソフトウェア・プラットフォームの最新動向や、当社がQINeS-BSWを販売展開するにあたって実体験したAUTOSAR準拠BSWの導入のポイントについて、来場者の皆様にご説明しました。

 

 

「ETロボコン2016 チャンピオンシップ大会」


同期間中に併催された「ETロボコン2016 チャンピオンシップ大会」で、SCSK車載システム事業本部の有志で構成された「Young Masters」と「あざらし会」が出場し、デベロッパー部門 アドバンストクラスの「Young Masters」が競技審査で準優勝するとともに総合3位に入賞、さらにIPA賞を受賞しました。

 

※ 記載されている製品・サービス名、会社名、ロゴマークなどは該当する各社の商標または登録商標です。